帰国半年

私の働くビル エクアドルでの生活なんかずいぶん昔の事だと感じるようになって久しい。そんな私も実は2005年10月17日でやっと帰国半年。半年しか経っていないのは意外なほど、日本で真っ当に生活をしている。

 七月下旬から始めた仕事ももうすぐ三ヶ月。最初の頃は仕事の進め方に戸惑い、通勤ラッシュにウンザリしたけれどもう慣れた。エクアドルにいた時も時間には余裕を持って行動していたので遅刻もなし。協力隊参加前に勤めていた現場と比べると仕事量は少なくほとんどの日で19:00までには帰れる。あの二年間、もし日本で働いていたら得られたであろう知識・経験が欠落しているので技術者としては協力隊参加はマイナスかな。けれども、エクアドルに行かなければ得られなかったコンピュータ以外の知識・経験もあるのも確か。だからトータルではイーブンかプラスのはず。

エクアドルの職場建物 違和感を感じるのは朝の挨拶かなぁ。エクアドルだったら朝着いて「おはよう。調子はどうだ。昨日は赫々云々、あーでもないこーでもない」と世間話を元気良くするのがお決まりだったのに日本じゃほとんどの人が蚊の羽音の如き小さな声で挨拶するんだもんな。朝は気分良く大きな声で挨拶すりゃいいのに。

 それと自分の日本語も汚い。敬語を使うべき所で出てこなかったり、言い回しが回りくどくなったりしている。直さなきゃ駄目と思っていはいてもなかなか直らない。 早くなんとかせねば。

 長期休みが取れないので海外へ行く予定はなし。帰国して旅に出たのは仕事を始める前に愛知万博へ行ったくらい。元来の出不精な性格もあって活発に活動していないなぁ・・・イカン、イカン。

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