転職活動と最大手エージェント

ニコライ堂 さて、どの転職エージェントを使うかは決めた。どんな活動をしたか書く前に初回訪問時の印象を記す。

 雨の降る土曜の夕方。数ヶ月前に三十路に達したおっさんは久しぶりにスーツに袖を通し、霞ヶ関にある綺麗なビルの中階を目指す。そこには受付があって土曜だと言うのに綺麗な姉さんが何人も待っている。要件を伝えると慣れた感じでおっさんを部屋まで案内し担当の者が来るまでお待ち下さいと言っていなくなる。『担当の人じゃなくても君で良いのに』なんて言ったらホントのおっさんになっちまうな。

湯島天神にて 数分待って担当エージェントの登場。三十台半ばの髪の長い女性。かなり慣れた感じだ。まずメールで事前に送付しておいた職務経歴書を順を追って説明。その際に修正点を二・三指摘された。そして他のエージェント向けに作成した履歴書を自社指定のフォーマットに書き換えてくれとの事。大企業は管理が厳しいねと思いながら同意する。そしてその場で十件強、企業紹介を受ける。曰く平均的な書類選考通過率は40%で内定確立は10%。だから10社程度応募してとの事。そして一時間ほどで面談は終わる。

 この会社の場合エージェントとは基本的にWebとメールでやり取りをする。私のような求職者一人一人に専用Webページが作られそこに紹介を受けた企業の求人が表示され応募する事ができる。難しいシステムではないのだけれど8年前学生の時のアナログな就職活動とはエラい違いだなと苦笑。

 書類選考通過すると面接の知らせがメールで届きそれに候補日を返信してセッティングしてもらう。そして面接の終わった後に結果がどうだったかメールで質問が来る。それを繰り返して就職活動は進む。

 次回、面接について書く。

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