面接

 今回の就職活動では八回面接に行った。面接の開始時間は10:00ないし19:00。

鉄道の鉄橋 仕事はどうしたかって?職場のリーダには既に六月で契約を終える事は伝え、就職活動して構わないと言質を得ていた。10:00面接開始の場合は遅れると事前に連絡を入れ、19:00からの場合は用事があるからと定時で帰ったので問題なし。でも私服の職場だったから鞄の中にスーツを入れて他のメンバーに悟られないように活動するのは面倒だったかも。朝はスーツを着て家を出て、面接が終わったら駅か近くのビルのトイレで平服に着替える。夜はその逆。なんか駅のコインロッカーに私服を入れている中高生ってこんな感じなのかなって思ったよ。(内実はぜんぜん違うけど)

 面接をして思ったのは青年海外協力隊の経験は全く評価されないって事。ある会社では二次面接で二年のブランクとはっきり表現された。(そこは何故か内定出たけど面接の悪印象と条件が合わなかったので断った)

アキバで見かけた南米の音楽グループ 今考えて悔しいなと思った面接もある。第一志望だった会社の一次面接。面接官から最初に協力隊なんて良く行く気になるね、俺は全く思わないけどと軽くジャブを受ける。その後も幾つかそれに似た言葉を何度も受け、柄にも無く萎縮してしまったのかもしれない。協力隊で得た物は何ですかと言う質問に『忍耐強くなったこと』と面接官にとってどうでも良い回答をしてしまい失笑を受ける。おそらく二年のブランクと彼らが感じている協力隊の経験の中でそうでは無い事を納得させるだけの内容を伝えられれば良かったんだろうな。

 協力隊員は帰国後就職活動に失敗する事が多いそうだ。失敗談を分析すると協力隊経験にこだわり過ぎて面接官がそれほど興味が無いのに協力隊の経験を延々と話して独りよがりな人と思わ落とされる。

 彼らの二の徹を踏まないように必要以上に協力隊の経験を言わないと決めていた。そのため面接のために協力隊の経験をどう説明するかあまり考えていなかった。考えなくてもすんなり説明できるだろうという過信が招いた失敗。いやはや勉強になりました。

 次回、短期決戦の就職活動終了。

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