我がエクアドルが南米予選を三位で通過しドイツワールドカップに出場した。グループリーグ二勝一敗で十六強に進出。そしてイングランド戦。残念ながらベッカムのフリーキックで沈む。
驚いたのが赴任時に見ていた南米予選とは比べものにならない選手の動きの良さだ。一体何があったのだろうか???
ちなみにエクアドルが無事に南米予選を突破できたのは高度を味方にしているから。どういうことかと言うとホームゲームの際は数日前にエクアドル入りした相手チームを海抜0メートルのグアヤキル市で合宿させ、試合当日に海抜2800メートルのキト市へ移動させる。これで高山病患者の出来上がり♪相手チームは明らかに動きが悪く準備万全で待ち構えていたエクアドル代表にやられるという筋書きが完成。南米予選の結果を確認するとエクアドルがいかにホームで強くアウェーで弱いか良くわかる。
ちなみに最も海抜が高い試合会場はボリビアのラパスで約4000メートル。それでもワールドカップに出場できないってことはそれなりにエクアドルも強いってことか。
卑怯だなとは思うがそれでもついエクアドル代表を応援してしまう。次回のワールドカップも出場できると良いなぁ。
※写真はエクアドルのクエンカのサッカー場でサポーターを撮影