帰国二年

都内で見かけた南米の音楽グループ 普通に仕事を終え帰路に就いた。雨の中を電車に乗って自宅へ向う。とある駅に着いてふと外を見た瞬間、何故かそろそろ帰国して二年経つ事に気付き携帯電話で日付を確認する。二〇〇七年四月十七日。帰国したのは二〇〇五年四月十七日。げげっ丁度二年か。そんなわけで帰宅してパソコンと向かい合っている。

 相変わらず協力隊とは全く違う道を歩いている。本人にその気がないというのが大きな理由だがあの頃は良かったなとたまに思ったり、思わなかったり。今は昨年七月に入社した会社で働いている。昨年十一月から今年三月まで売上げ二千万強のプロジェクトを任され無事に終わらせ一息ついたところ。ノートラブル、予定利益確保したにも関わらず最近実施された昨年下期の評価は可もなく不可もないという平凡なもの。まぁ、そんなもんか。

雪の白川郷 旅は年末年始に鬼の12連休を取得して青春18きっぷを使い中部地方へ。見渡す限り純白に覆われた合掌造りの集落、黒が基調の古い町並み、国宝に指定された天守閣など。そして摂氏零度でのテント、寝袋での野宿。色々楽しんだ。
http://www6.atpages.jp/viaje/asia/japan/hida/hida.html

 昨秋に情報処理技術者試験のテクニカルエンジニア(ネットワーク)に合格した。(一昨年はどこにもひっかからず落ちた!)この資格を取ろうと思ったのはエクアドルでネットワークの講師をしていたのがきっかけ。正直エクアドルで勉強すれば勉強するほどわからない事が増えてきて日本に帰っても勉強を続けようと考えたから。今のおいらならもっと質の高い講義が運営できただろうなぁ。なんて思うが終わってしまったものは仕方ない。それにあの時の講義でも生徒には得るものはあったはずだ。(あって欲しい)

 さて、今後はどうなるのだろうか。自分の計画では海外で一生遊んで暮らせる位金が貯まったら仕事を辞めて海外移住 or 海外放浪の予定。けれどそんなに金ができるのはいつになることやら・・・

※写真上は秋葉原で見かけた南米の音楽グループ。写真下は2006年の大晦日に訪れた白川郷の町並み。

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