グアヤキルの事件について

 年始に久しぶりにエクアドルのニュースを見た。
『新婚旅行の日本人夫婦銃撃され1人死亡、1人重傷』
事件の詳しい話は別のページに譲るとして非常に残念なニュースだった。

 私がいた時もグアヤキルは治安の悪い都市として有名だった。私が赴任する以前に何人か協力隊員が赴任していたが治安の悪さにより派遣が中止になり、私が赴任した当時、協力隊員はグアヤキルに立ち入り禁止だった。任期の途中で事前に届出をすることで訪問は可能になり一度訪れたことがあるが安全なところと危険なところが隣り合わせになっている街だったと記憶している。
滞在時に訪れた際の記録はこちら>>

 特急誘拐というキーワードが出ていたけれど私が滞在していた間は聞かなかった。なので2005年以降に発生するようになったのだろう。当時は夜は歩かずタクシーに乗れとしか言われていなかった。

 この事件、推測も含むが色々と運の悪いことが積み重なっているのが悲しいところ。
・行きにホテルで手配したハイヤー(タクシー)を使いかなり通常のタクシー料金より多く支払った
 →高級ホテルのハイヤーであればそこまでぼったくりでは無いのだろうが高いと感じてしまったのかも
・高級レストラン近くから流しのタクシーを拾った
 →金を持ってそうな良い格好をしていた可能性あり。みすぼらしい格好をしていたら標的にならなかったかも
・被害者はスペイン語がわからなかった
 →抵抗しなければ滅多に殺されないのだが、言うことを聞かなかった=抵抗したと思われて撃たれてしまったのか

 海外に行くときはやはり気を抜いてはいけないのだろうな。対岸の火事とせず気をつけねば。

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