コパ航空のボーイング737型機はパナマシティをほぼ定刻通りに飛び立ち、 予定より少し早くキト空港に着陸した。
天気は大雨。上空は厚い雲に覆われていた。 窓から外を見ると街の明りがすぐそこだ。 随分と空港と街が近い。
もっと天候が悪かった場合は着陸できずに 数百キロ離れた街まで行かねばならなかった。 危ない所だった。
タラップを降りて少し歩き、更に屋根のある通路を歩く。 この通路も外にあり入国審査まで建物に入る事は無い。 一国の首都の空港としては貧相な空港だ。
入国審査では渡航目的のみ聞かれた。 荷物受け取り場に調整員の方が迎えに来てくれていて入関手続きをやってくれた。 スーツケースはポーターがバスまで運んでくれる。 途中、先輩隊員より花をもらった。 私はチューリップだと思ったのだが、どうやらバラだったらしい。 花はよくわからん。。。
現地事務所の準備してくれたバスでホテルへ向かう。 少し息苦しい。 いつものように息を吸ってもまだ肺が一杯にならない奇妙な感じだ。 標高2800mは伊達ではないということか。
やっと任国へ到着した。 これから私のエクアドルでの活動が始まるのだ。