2004年12月1日は私の住むクエンカ市が世界遺産に登録されて5周年の記念日。 朝からパレードや式典が開かれていたらしい。 私は仕事が終わった後に市中心部の公園で実施された夜のイベントへ。 中央公園でブラスバンドの演奏にカスティージョと呼ばれる仕掛け花火がメインのイベント。 最後に市長からイベントに参加したダンスチームやブラスバンド等に記念の盾が贈られていた。
まだ世界遺産の地位を有効に活用し切れていないのではないかという意見や 店が商品を店頭に陳列したり調和の取れた建物が壊されて 無機質なビルや駐車場に変わったりして景観が損なわれているという現状を憂える意見などが 新聞に掲載されていた。
この町に約2年間住んで良い町だとは思うけれど 植民地時代の街並みが売りの世界遺産はキト市街を初めとして 世界中に何箇所もある。 旅行者の足をクエンカまで延ばす様にするには 他の工夫が必要だろうな。