D.Cuencaホーム最終戦

ユニフォームの売り子11:00キックオフだったが前節優勝が決定し観客が多く入る事を予想して日本人4人と場所を確保する為に朝9:00に待ち合わせ。私はいつも通り10分前に到着。9:00になっても誰も来ないので別のゲートにいるかもしれないとスタジアムを一周。勿論、誰もいませんでしたチャンチャン♪

前日飲み会だったからまだ皆寝ているんだろうなと考えていたら電話が鳴った。 今日のメンバーの1人からで現在向かっているとの事、他の人は彼女がちょっと前に電話した時にやっと起きたらしい。 休日だから別に良いけど皆ちょっとエクアドル化されてるのかもね。

入り口スタジアムの周りではチームのシャツ、ジャンパーなどの服や笛、旗などの応援グッズ、食べ物などの露天が出ている。チームカラーの赤い色の服を着た大勢の人々が赤い集団を作っている。そして赤い集団が1人1人とスタジアムへ吸い込まれていく。優勝後初、今期最後のホームゲームだから人が半端じゃない。前日にチケットは入手してあったが一番安いGeneralと呼ばれる自由席なので遅く入ると座る場所が無くなる。まぁそれも仕方ないかと待っているとようやく一人到着した。話し合って二人で中へ入る事に。しかし、良い場所は既に埋まっていた。仕方ないので最前列の一段高くなった所へ腰を下ろす。結局全員が揃ったのは10:00頃。

消火器噴射優勝後、初のホームゲームだからかゲーム前に表彰式をしていた。 トロフィーを持って選手やスタッフが客席の前を一周。 赤い粉の入った消火器を噴射したりサポーター大喜び。

30分以上遅れて試合開始。優勝が決まったせいかサポーターは試合の結果はもうどうでも良い模様。クエンカが点を入れられた時も『オルメド』(相手チーム名)コールが起こった。そして『バルセロナが泣いている!』コールも起こる。バルセロナはクエンカのライバルチームでえげつないサッカーをするのでクエンカサポーターは大嫌いなのだ。オルメドが現在2位でバルセロナは3位。コパリベルタドーレスには3位のチームまで出場の可能性があるのでバルセロナにはここで消えてもらおうって魂胆なのだろう。

クエンカサポーターハーフタイムタイムではヘリコプターがスタジアムに着陸。往年の名選手を降ろして離陸するアトラクション。 その引退した元選手が競技場を一周。そして後半開始。

クエンカも1点返したがオルメドが更に点を取り結局クエンカは負け。 でもサポーターは喜んでいた。バルセロナに対する恨みの深さがここまでだったとは。。。 新たな発見だ。

カラメロカリエンテ試合後、負けたにも関わらずクエンカの選手がウイニングラン。ホント優勝してしまうとエキシビジョンマッチと同じで緊張感がなくなるんだね。選手退場後、数人のサポーターがスタジアム内へ乱入。それに連られて更に大勢のサポーターが入ってゆく。最初、警官隊が止めていたがすぐに入場を許可し始める。私も友人と一緒に入り近くで狂喜するサポーターの近くへ。叫んだり走ったりジャンプしたりしているが暴れはしない。良い喜び方だな。

スタジアムの外ではエクアドル人グループ『カラメロ・カリエンテ』が仮設ステージで歌を歌っていた。セクシーな衣装でだるい踊りをする女性グループなのだがこの日はいつもより少なく3人しかいない。しかも可愛くない・・・なので速攻興味を失いスタジアムを後にした。

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