Navidad de Cuenca

食べ物で飾られた車クエンカのクリスマスはエクアドルで最も盛大に祝われると言う。(スペイン語でクリスマスはNavidad ナビダーと言う)

12/24には"Niño Viajero"(ニーニョ ビアヘーロ)と呼ばれるインディヘナや天使等に仮装した子供達の行進が見られる。その行列には豚の丸焼きやお菓子などで飾られた車や馬やリャマなどの動物。伝統的な踊りのグループなども参加する。

見た印象は"だらしない"だろうか。行列の中に普通の格好をしたおばちゃんがかなりの割合で混ざっていたり、子供が物を食べながら行列に参加してゴミをポイポイ捨てている。家族に聞いたら以前はちゃんとしていたが運営担当者が交代してからだらしなくなったそうだ。ただし伝統的な衣装や踊りを見られるのでその点では非常に良い。

天使に扮した子供の行進朝9:00頃より始まりだいたい16:00まで続く。行列の最後には戦車に付く兵卒の如く清掃車にゴミ清掃人の集団が従い食べかすやビニールなどのゴミに馬の糞などをどんどん掃除していく。汚れるのは織り込み済みか。なかなか気が利くな。珍しく(爆)

クリスマスだけに実施されると思っていたが、その後も1月中に毎週末見かけた。規模は12/24が一番だが雰囲気を味わうだけなら1月に見ても変わりない。

12/25の0:00より各教会で"Misa de gallo"(ミサデ ガジョ)が行われる。普通のミサとあまり変わらない印象を受けたが所々でクリスマスを祝う言葉が入っていた。

また、12月初旬より1月中旬に行われるイルミネーションも趣がある。私はこういう類の物は好きではないがクエンカに来ていた他の隊員が褒めていたので素晴らしいのだろう。(爆)

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