機材贈呈式

贈呈式の様子2004年6月14日朝10:00より日本政府からクエンカのあるアスアイ州へ機材供与式典があり私も見に行った。招待状を受け取っていたが仕事の関係で約20分到着が遅れたので一般人と同じ所で見ていた。

いつもいい加減なのに会場へ入る際、鞄を金属探知機でチェックされた。大統領がかなりの閣僚を連れてたまたまクエンカへ来ていたせいか随分と物々しい。

殆ど観客は来ていないと思っていたがかなりの人数が入っている。彼らの手にはエクアドル国旗と日の丸の小旗が握られていた。歩いていると私を日本人だと思ったのか握手を求めてくる人も数人いた。10:40頃式典は終了。この後、日本大使から昼食に招待されていたので会場へ残る。

今回供与した機材は井戸掘りの背の高い機械と各種計器の乗った車が数台。そして移動用のランクルタイプの車が数台也。これに技術協力として建設コンサル会社の日本人が付く。総額数億円也。国民の税金はこんな所にも使われているんですな。

昼食はアスアイ州議会主催で州知事やミスアスアイが来ていた。料理が来るまでかなり時間があり全員席へ付かず立って話をしていた。その間に日本大使がこの時いた3人の協力隊員に挨拶に来てくれた。今の日本大使は気さくな方で機会があると向こうから声を掛けてくれる。

準備が終わり促されようやく席に付く。乾杯はどこから持ってきたのか日本酒のお冷。乾杯の後、日本人へ贈り物があったのだが協力隊員には無かった。なんで??? その後、食事開始。パンやステーキなど無難な品が続く。赤飯を模した料理が出てきた。食べてみたら甘くてビックリ。小豆ではなくレーズンを使っていた。酷い料理だ。

始まってから約1時間半が経ち日本大使とアスアイ州知事が退席し会はお開きに。さっさと他の協力隊員と退散。土産で後日、日本酒一升もらえる事になった。ラッキ〜。

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