ミスユニバース後

ミスインド約3週間、エクアドルを沸かしたミスユニバースが終った後の事を書く。ミスユニバースの候補者達は最終選考の翌日と翌々日でエクアドルを離れた。彼女達が泊まっていたホテルの周りには最後に彼女達を見ようと人だかりができていたそうだ。

ミスユニバース2004はオーストラリアへ帰国するのではなくニューヨークで新しい生活が始まるらしい。副賞としてニューヨークのアパートがある事は前回書いたがこれから1年間、そこで生活しなくてはいけないそうだ。ちなみに月給は5000ドルだとか。私の以前の給料と比べると全然良いが思ったよりも安いんだね。

ミスカナダ他にも新聞にはエクアドル代表が何故ミスユニバースになれなかったという考察の記事や(その記事によると服のセンスとミスエクアドルに自覚が足りなかったとの事)ミスセルビア/モンテネグロのパンチラ写真、前評判が高かったのに最終選考に進めなかったミス達(カナダ・ウクライナ・ヴェネズエラ)の話題が載っていた。ミスヴェネズエラが最終選考に進めなかったのは22年ぶりなのでそのふがいなさにヴェネズエラ人は呆れていると新聞に書いてあったが本当なんだろうか?

エクアドルの次の話題はまずサッカーのワールドカップ南米予選。翌日の6/2に対コロンビア、6/5に対ボリビア戦がホームゲームで行われた。結果は2-1, 3-2と連勝。現在10チーム中5位。次回は確か9月だったはず。ただしまだ全試合の半分も消化していないのでどうなるかわからない。7月初旬にあったコパアメリカでは予選リーグ3連敗だったけどちゃんと予選再開までに立て直せるか。正念場です。

他にはミスユニバース中には活動を控えていたインディヘナの組織がストライキを実施。エクアドルのストライキは道路封鎖を伴うので少し面倒。ただし、年々ストライキの規模が小さくなっているそうで今回もわずか3日間小規模にあった程度。10年程前に大統領を引きずり降ろしたパワーはもう戻りそうにないな。

これが夢の終ったエクアドルの状況。これから新聞の一面は前と同じように政治家やサッカーの写真になるんだろうな。

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